人と栖と

小声で語る 小さな家と本と音楽のこと

格子戸でファサードを着替える

小柳ルミ子さんがメッシについて熱く語っています。

おかげでワールドカップ以降、時々頭の中で「わたしの城下町」がかかります。

それで、格子戸の件なのですが(笑)。

 

夏の暑い夜は窓を開けて寝たいのですが(クーラーを設置しなかったのです・・・)、平屋なので防犯上格子戸(施錠可)をつけようと考えました。

そして、せっかくなのでデザイン的に何か工夫できないかということで、思い切ってかなり巨大なものを制作し、閉じた時と開けた時でファサードのイメージががらっと変化するようにデザインをしました。

竣工から8年ほどが経ち、庭の木々が茂りすぎて、その「がらっと」がわかりにくくなってしまったので、これは家がまだ「若い頃」の写真です。

格子戸を開けると・・・。

10年に一度の「御開帳」みたいになってます。
当時、どなたか手を合わせていたような気がしますが、たぶん気のせいです・・・。

 

今はこんな感じです。


植物の生命力、風化の力を感じます。

ちなみに私は「風化」をポジティブにとらえています。

 

「格子戸」については、いろいろとありますので、またいつか書いてみたいと思います。