人と栖と

小声で語る 小さな家と本と音楽のこと

いぬめり

今日、記事を更新したら、何かの拍子に急にアクセスが増えてしまいました。

小心者が物陰でこっそりと綴っている日記のようなものなので、時々発生する何とか砲という、普段の10倍、20倍というアクセス数になると、何だかもう嫌になってしまって・・・、今回も「下書き」に戻しました。

読んでくださった方、コメントをくださった方、ありがとうございます。

そして、ごめんなさい。

日陰でこそこそと、かさかさと生きていたいのです。

 

そんなこんなで、また細々と日記を。

 

皆様は百人一首の中で好きな「響き」はありますか。

意味は関係なしに。

娘に聞くと「普通【まにまに】でしょ!」みたいな返事でした。

私は断然【いぬめり】です。


何だか可愛いから。

ただ、それだけ。

特に深い意味はありません。

和歌は、あえて意味をとらずにリスニングをすると、また違った味わいがあります。

 

子供の頃、洋楽の歌詞を響きだけで聴いていたような感じでしょうか。

クロージョラーイ ザンダイキッシュー(All My Loving The Beatles)

みたいに。

今きちんと聴きとれているというわけではありませんが、多少は意味が入ってきてしまいます。

そういう意味では、音の響きだけで言葉を聴いていた貴重な時期だったなと思います。

 

百人一首の歌をそんな風に聴いてみたくて、100首、通しの音源をつくりました。

また録りなおしをしすぎて、声がかすれています・・・。

娘の試験対策用(10首ずつ暗記するそうです)のつもりもあったのですが、ほぼ自分が聴いています。

10番歌あたりで、大抵寝てしまいますが・・・(笑)。

不眠に悩まれている方は、お試しください。

youtu.be

youtu.be

これ、考えてみたら現代日本語による一種のカバーバージョンなんですよね。

本来の読みであれば、幻想的な異国の言語のような響きを感じるのでは、と思います。

例えば、第1番歌

秋の田の 
かりほの庵の
苫をあらみ
わが衣出は 
露にぬれつつ

天智天皇

の場合、

音声記号をどうやって打てばいいのかわからないので、無理やりカタカナで表記すると、

アキヌタヌ
カリポヌイポヌ
トマヲアラミ
ワガクルムデパ
トゥユニヌレトゥトゥ

テンティ テンワウ

みたいな響きでしょうか。

 

途轍もなくハードルはあがりますが、いつか「上代日本語」、「中古日本語」など、それぞれのうたの、推測にはなりますが、当時の音韻による朗読も作ってみたいなと思っています。

これはちょっとライフワークレベル。

というか来世に持ち越しかも。