人と栖と

小声で語る 小さな家と本と音楽のこと

荷を解いて また詰めて

たくさんの用事とやりたいことを一度に済ますための、東北への8日間のロード。

毎日、15000歩とか25000歩とか歩きました。

普段200歩くらいしか歩かないインドアの生活なので随分くたびれましたが、楽しいこともたくさんありました。

 

ヨレヨレになって家にたどり着いて荷を解いていると、今度は南海なんちゃらで脅かされて、またリュックにいろいろ詰め込むことに・・・。

防災リュックを完成させて、本棚の補強なんかをしていると、お隣のお母さん(防災士!)が訪ねてきて、一緒に簡易トイレの使い方を勉強しませんかと。

お隣に行って、トイレを組み立てたり、凝固剤のことを習ったり、町の備蓄のことを話し合ったりしました。

何かあったら、「人の事は構わず自分の事だけ考えて全力で逃げましょう」ということも確認しあってきました。

 

静岡県民の防災意識の高さは半端ではありません。

子供の頃から「明日、東海地震が起きてもおかしくない!」なんて脅かされ続けてきました。(何で「今日」の可能性はないんだよ、なんて、いつもつっこんでましたが・・・)

 

国の言う事なんか、それほど信用していませんが、リュックの点検をする良い機会をもらったとは思っています。

 

とうの昔に覚悟はできていますし、アップもできています。

この国の美しい自然や四季も、この地形あってのもの。

地震や台風やどんな災害があろうと、先輩たちはこの地に生き続けてきました。

なんとか、生き抜いていこうと思います。