人と栖と

小声で語る 小さな家と本と音楽のこと

月見れば

もうじき中秋の名月ですね。

今年は9月17日だそうです。

 

最近は、月を眺めるのが楽しみになりました。

貧乏なのにそこだけ平安貴族みたいです。

 

何だか月のことばかり考えています。

吉田拓郎さんの「旅の宿」に出てきた、上弦の月の正確な意味を今頃知りました。

ウェザーニュースでやってたので(笑)。

というか、習ったはずなのに忘れてました・・・。

その複雑な運行もようやく理解しつつあります。

ゆうべはあっちにあったのに、今夜はこっちにある!、なんて、この間まで普通に驚いてました(笑)。

月と地球のコンビネーション、奥深すぎます。

 

人体の水分は(年齢性別によりますが)50から75%くらい。

その体液の、特に羊水の組成は海水とほぼ同じだと習いました。

潮の満ちひきが起こるように、体も月の引力の影響を当然受けてるんでしょうね。

月の動きや周期を意識していたら、なんとなく実感するようになってきました。

 

おととしの秋につくった朗読の音源をしつこく手直ししています。

百人一首のなかで一番好きな「月見れば」

朗読部分を録りなおして、楽器の音を変えたり、各楽器のミックスを0.5db単位で上げたり下げたり・・・、本当にしつこいです。

youtu.be

どうしてそこまでしつこくやっているのか、よくわかりません。

月が語源のlunaticという形容詞は「狂気の」という意味なので、月は人を良くも悪くも狂わすのかもしれません。