人と栖と

小声で語る 小さな家と本と音楽のこと

音に言葉をのせて   Spoken word ~宮沢賢治「雪渡り」 

眼が疲れるので、読書は「聴く読書」にシフトしつつあります。

オーディブルとか契約すればいいんでしょうけれど、ビジネス書とか新しいものはもう必要ないので、YOUTUBE上にある古い作品の朗読音源にお世話になっています。

ありがたい時代になりました。

そこは、プロ・アマを問わず素晴らしい朗読にあふれています。

ものによっては十数時間に及ぶものもあります。

修正や編集にどれほど手間がかかってるんでしょうか。

感謝です。

 

お返しの気持ちも込めて、自分も朗読音源を制作していこうと思っているんですが、まだまだ長尺のものをつくるスキルがありません。

気長に挑戦してみます。

 

大好きな宮沢賢治作品から始めてみようと思います。

いつかは銀河鉄道の夜に取り組みたいのですが、まずは短編の雪渡りから。

短編といっても、朗読すれば30分ほどのものになります。

変なところに細かいので、ミスの修正などしていると永遠に終わりません。

ベテランの皆様はどうやって見切りをつけているのか、きいてみたいです。

 

とりあえず練習で、冒頭の部分だけ録ってみました(奥様が)。

幼い兄と妹が一面の雪景色に心を躍らせる、愛らしく美しいシーンです。

それで、(クセで、すぐ横道に逸れてしまいます・・・)せっかくなので、その素材を再構成して、Spoken wordのようなものをつくってみました。

昨年の今頃つくった曲をミックスし直して、それに言葉をのせました。

自然の厳しさと優しさ、小さな命との交流を美しく描いたこの作品の世界が表現できていれば良いのですが・・・。

気分転換ができたので、またストレートな朗読制作に戻ります。

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