大変ご無沙汰しております。
お元気でしょうか。
少しずつ頭が壊れはじめているのに気づいたのは一年ほど前で、それで娘が修学旅行のお土産に安倍文殊院の「ぼけ封じ」の御守を買ってきてくれたのでした。
ちなみにギリ50代です。
長期間のストレス、心労を、できるだけ呑気に受け流してきたつもりなのですが、花粉症や何かと同じで、とうとうしきい値を超えたようで、それが結果として表れてきたみたいです。
本を読んでも意味がわからなくなり、早口の言葉が聞き取れなくなり、一度に一つのことしかできなくなり、やたらと涙がこぼれるようになり、新聞をめくるような音が爆音に聞こえ、そして24時間続く大音量の耳鳴り。
20分前に食べた今夜の夕飯が思い出せない日があり、話したことやちょっとした約束などをノートに書きまくっていないといけなくなりました。
小川洋子さんの「博士の愛した数式」で短期記憶ができなくなった博士が体に付箋をペタペタ貼っていました。
そこまではいかないものの、能力を失っていることの自覚があるだけになかなかの恐怖です。
一時的なものであればよいのですが、あまり期待できそうにありません。
ものごとに誠実であろうとするほど、不誠実な環境に巻き込まれてしまうめぐり合わせのようで、でもどうすることもできず、しかもそんなことを考えていたら、頭の中が後悔や憎しみで占領されてしまいますし、残り時間がそれで終わってしまいます。
だから、裁くことは神様におまかせして、自分は忘れて手放して、できるだけ朗らかに生きたいなと思います。
佐賀藩士・山本常朝と田代陣基の「葉隠」にあるように、
人間の一生は誠にわずかの事なり。
好いた事をして暮らすべきなり。
夢の間の世の中に好かぬ事ばかりして、
苦を見て暮らすのは愚かな事なり。
ですね。
そして、
只今がその時、その時が只今なり。
です。
もう仕事は済んだので、
何事も成さず、何者にもならず、
ただ、楽しいものや、善きもの、美しいもののために生きたいと思います。
ライフログを残すため、また、リハビリのため、時々文章を書けそうな日はここに何かくだらないことを書いておくかもしれません。
念のため、
今までつくった朗読の音源については紹介文を添えてnoteにまとめてあります。
また、音源そのものは、YouTubeのチャンネルに置いてあります。
https://www.youtube.com/@coenone
設計事務所の登録は抹消してしまったので、業務としての設計はできませんが、家づくりのご相談などありましたら、プロフィールのところにメールアドレスがありますので、遠慮なくご連絡ください。
急に涼しくなってきましたね。
風邪などひかれませんよう、どうかご自愛ください。







