人と栖と

小声で語る 小さな家と本と音楽のこと

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

雀のこと

縁側に雀が横たわっていました。 いつからそこにいたのか・・・、まったく気づきませんでした。 今回は大きな音はしなかったので、バードストライクではないような気がします。 雨風が強かったので、軒下に逃げて、そこで力が尽きたのかもしれません。 随分…

「おかあさんといっしょ」のおかあさんの話

歯を磨いている時などに、忘れていた記憶が突然浮かんでくることが多くなりました。 走馬灯でしょうか。 要注意ですね(笑)。 先日は名曲「どんな色がすき」のメロディーとともに、「おかあさんといっしょ」関連の記憶が雪崩をうって、蘇ってきました。 相…

UNBUILTの建築 未完の夢幻

建築に興味をお持ちの方であれば、どこかでUNBUILT(アンビルト)という言葉を耳にされたことがあるかもしれません。 設計・構想されたものの、未だ建てられていない、建てられなかった建築。 古今東西、多くのUNBUILTの建築が図面やパース、模型などとして…

「のど自慢」 全国の凄腕バンドに花束を

「のど自慢」が今年度から生バンドをやめ、カラオケになったそうですね。 20代の短い間でしたが、「のど自慢」の仕事をたくさんさせていただきました。 出場者の募集から、予選会、当日まで、あらゆる現場を経験しました。 「のど自慢」の魅力の一つは、もち…

小声主義 「琥珀のまたたき」小川洋子

小さな頃から喉が弱く、あまり大きな声が出せないようでした。 喧噪の中では声が通りにくく、難儀します。 居酒屋のようなざわついた場所での会話は苦手で、可能であれば個室に移りたくなりますし、大人数の立食パーティーのようなところでも会話が成立せず…

小さな家のレコード  「あなた」小坂明子

はじめて買ったシングルレコードは、小坂明子さんの「あなた」でした。 作詞・作曲は小坂明子さん、編曲は宮川 泰さん。 発売は1973年の年末。買ったのは翌74年。 50年も経ってるんですね。 どれほど聴いたか・・・。 小さな頃、レーベルに描かれた芋虫がぐ…

謎データを発掘する「羞活」

「良い感じの空き地」を見つけると、頭の中で勝手に建築をつくり、それだけでは飽き足らず、図面とパースを描き、誰に見せることもなく、ハードディスクの奥深くにしまい込み、そして忘れる。 頼まれてもいないのに、勝手にロゴをデザインしたり商品企画をし…

薄氷のルーフトップ・コンサート

小学生の頃、はじめて買ったLPはビートルズの「LET IT BE」。 当時、自分のアルバムは一枚しかなかったので、こればかり聴いていました。 最初に見たものを親だと思ってしまうように、私にとっては「LET IT BE」がビートルズ。 その後さまざまな音源や映像で…

門司港とアルド・ロッシ

先日、太宰府天満宮にお参りしたので、そのまま足を延ばして門司港に行ってきました。 目的の一つはアルド・ロッシ設計の門司港ホテル。(現 プレミアホテル門司港) インテリアデザインは内田繁さんです。 アルド・ロッシは1931年生まれの、イタリアの建築…

ようやく「こんにちは」を言えるように・・・

庭のリッピアがいつの間にか緑になっています。 100円で小さな苗を買ったのが数年前。 猛スピードで繁殖し、立派なグランドカバーになりました。 間に草も生えてきたので、これから草取りで忙しくなります。 草取りは趣味なので苦にはなりません。 それに、…

受験なので太宰府天満宮へ

今年、娘が受験で、太宰府天満宮にお参りしたいというので行ってきました。 はやくも神頼みのようです。 旅行や仕事で随分あちこち行きましたが、何故か九州にはご縁がなく今回が初めての九州となりました。 とにかく、元気があって人が優しく、自然が豊かで…

緑の儘に

家を建てるために土地探しをしていた頃。 並木の綺麗な通りがあって、こんな所に住めたらいいなと思って売地を探していました。 ところがある日、その並木が一本残らず伐採されていました。 不動産屋さんに訊くと、落ち葉の掃除でみんな困っていたとのこと。…

紅白の生垣になるはずが・・・

生垣のトキワマンサクがピークのようです。 本当は紅白の縞模様になるようにしたつもりでした。 植込みの作業の時は、ベテランの植木屋さんに一本一本確認。 「うん、これは赤だね。」 「こっちは白だ。」 なんて、貫禄たっぷりに指示してもらって紅白交互に…

遅れてきた「ひなまつり」とユーフォリア

この辺りは田舎なので月遅れのひなまつりです。 どうしてもという訳でもないので、何度か「都会風」に(笑)3月のひなまつりをやったことがあるのですが、しっくりこなくて、結局戻しました。 梅や桃のお祭りというより、春が全力でやってきた桜のひなまつり…