人と栖と

小声で語る 小さな家と本と音楽のこと

遅れてきた「ひなまつり」とユーフォリア

この辺りは田舎なので月遅れのひなまつりです。

 

どうしてもという訳でもないので、何度か「都会風」に(笑)3月のひなまつりをやったことがあるのですが、しっくりこなくて、結局戻しました。

梅や桃のお祭りというより、春が全力でやってきた桜のひなまつりの方が馴染みがあるんです。

今年は特に桜もトキワマンサクも満開なので、華やかです。

 

お雛様自体はかなりミニマムに飾っていて、男雛と女雛の一組と、秋田のおかあさんにつくってもらった「つるしびな」のみ。

性懲りもなく、「遅れてきたひなまつり」のサントラをつくることに・・・。

 

当初、「あかりをつけましょぼんぼりに~」の「うれしいひなまつり」を長調にひっくりかえしてつくろうとしたんですが、あまりに面倒で30分で断念。

「今日はたのしい ひーなーまーつーりー」を長調にして、随所に織り込んで「お茶を濁す」ことに決めて、後は一気呵成につくりました。

 

女の子のお祭りなので、目標は60年代アメリカのガールズグループ風多幸感/ユーフォリアのある音です。

ロニー・スペクターがいい感じのメロディーをカッコよく歌っている姿を思い浮かべながら、そのカラオケをつくる」というややこしい事をしました。(アメリカと言いながら、ベースラインはポール・マッカートニーです・・・。 笑)

 

春全開のひなまつりのイメージは自分の中ではこんな感じです。

youtu.be

自分が生まれる前の時代ですが、1960年を挟んだ数年間のアメリカのポップスは幸せ感に溢れていて大好きです。

3分間の魔法がきいていた時代ですね。

ポップスのメインストリームが他愛もないラブソングで溢れかえる幸せな時代に戻ってほしいなと思います。