身長以外、ことごとく娘に追い抜かれるこの頃。
科目の中で自信をもって教えられるものは、英語と古文くらいになってきました。
あとは、自力で何とか頑張れ!。
それでも高校生になるので、そろそろ教えておきたいものがあります。
一つは経済の基本。
もう一つは民主主義の基本。
ここがしっかりしていれば、何とかなるかな。
まずは、民主主義の基本を。
敬愛する、いとうせいこうさんの「一羽の鳥について(あらゆる選挙に寄せて)」を朗読(奥様が)しました。
奥様は声に出して読んで、自分は音をあちこち配置して表現しました。
風変わりな両親の、いささかまわりくどい、面倒な、暑苦しい教育ではあります。
ただ、妙な表現ですが、「感興を催すプロセス」を通過することで、身につくものもあるのかなと思っているのです。
世界に絶望してしまいそうなときも、確かにあります。
それでも、
一羽の鳥がふと飛び立った時、同時に数千万の鳥も飛び立つ。
そんなシンクロニシティが世界を変えてしまう奇跡、「無力」さの逆転が起きる瞬間を信じて欲しいなと思っています。
音は以前つくったものをリサイクルしました。
朗読では一部省略している箇所があります。
オリジナルはこちらにリンクを貼っておきます。