人と栖と

小声で語る 小さな家と本と音楽のこと

2022-12-16から1日間の記事一覧

「マチネの終わりに」を読んでガヴォット・ショーロ愛が復活

平野啓一郎さんの「マチネの終わりに」は、美しい恋愛小説であるのと同時に、私にとっては一級の「ギターの物語」でもあります。 ギタリスト蒔野さんの運指の滑らかさ、音の一粒一粒が活字の間から伝わってきます。 序から最終章までサントラのようにギター…