人と栖と

小声で語る 小さな家と本と音楽のこと

ノーバウンドの海

第二の故郷秋田の、好きな海。

男鹿半島の入道崎。

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インバウンドの狂騒からは、今のところほど遠い静かな海です。

かといって寂しいというわけでもなく、ちょうどいい感じに賑わっています。

背後には懐かしい感じの土産物屋さんと食堂が。

ずっとこの、ちょうどいい感じのままでいてほしい。

ここにスタバがきたら、もうだめかもね、なんて話しながら、そんな事にならないこともわかっています。

冬は雪に閉ざされるので。

 

20代の頃から通っている海。

バイクだったり車だったり、一人で来たり友達とだったり、娘が生まれてからは親子3人で何度も来ました。

よちよち歩きだった娘が、この先の崖に向かって突進していって、青くなったこともありました。

少し山側に車を走らせて、いつ行っても空いている展望台(八望台)へ。

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広大な風景を独り占めです。

いろんなところに誰かの、秘密の入り江や秘密の花園があるんでしょうね。

そういう場所をいくつも持てたらいいなと思います。

観光地のネームバリューとか世界遺産とか関係なく、自分にとって大切な海や山や街並みが自分の世界遺産です。