ガルシア=マルケス「百年の孤独」が、とうとう文庫化されました。
自分のなかでは、ソロー「森の生活」と並んで、いつまでたっても通読できない本のツートップ。
「源氏物語」を原文で読むことと合わせて、この人たちにはそろそろけりをつけなくては。
とは言え、眼の具合が悪く、どれだけ時間がかかるかわかりません。
数年前までは、悪いなりにそれでも年間150冊くらいは読めていたのですが、昨年はとうとう0冊に。
幼い頃はじめて絵本を手に取って以来の、はじめての事でした。
「趣味は読書と音楽鑑賞」なんていう、昭和の履歴書かお見合いの釣書みたいな自分にとっては、かなりの痛手。
一時は読書生活というものを、もう諦めていました。
ところが、先日急に思い立って読書のリハビリを始め、約一年半ぶりに本を読んでみました。
選んだ本は、よりによって、と言ったら怒られてしまいますが・・・。
「女帝 小池百合子」
この本、著者の石井妙子さんの筆力もあるのでしょうが、眼の不具合を忘れてしまうほど、引き込まれてしまい、もう読めないと思っていた紙の本があさっりと通読できてしまいました。
「女帝」(というか、あのお方)については言いたいことが山ほど(深夜のファミレスか何かで誰かと話したくてたまりません)あるのですが、今は整理できていなくて、また感想などいつか書いてみたいと思います。
都民の皆様、どうか賢明なご判断を!。
そんなこんなでウォーミングアップを経て、「百年の孤独」に再挑戦。
たぶん、5年ぶり5回目。
もともと読むスピードが1/5くらいに落ちているので、数か月はかかりそう。
下半期の課題として、のんびりと読みます。