人と栖と

小声で語る 小さな家と本と音楽のこと

ぴあの どりーむ

GW後半(と言っても年中GWなのですが・・・)は、玄関に置いてある避難用リュックや水の備蓄など確認したほかは、ひたすらピアノの練習をしていました。

私は今まで、ピアノの練習というものをしたことがありませんので、ゼロからのスタートです。

 

テキストは娘が幼稚園児の頃に使っていた「ぴあの どりーむ」

表紙には「はじめてピアノをならうこのために」と書いてあります。

「はじめてピアノをならうこ」(笑)なので、ぴったりです。

適当に飛ばしたりせず、第1巻の1ページめから真剣に取り組んでいます。

「はじめに」、「先生、ご両親へ」からじっくり読み込みます。

 

もともと入試や資格試験の参考書なども、「はじめに」とか「この本の使い方」みたいなページを熟読するタイプなので・・・。

「コーヒーブレイク」とか「ちょっと一息」とか「先生の独り言」みたいなコラムは先に全部読んでしまいますね(笑)。

 

「ゆびばんごうをおぼえましょう」、「あひるのおさんぽ」、「ことりがトントントン」・・・。

猛烈な勢いで練習し、吸収しています。

音名や歌詞を歌いながら弾いていたりして・・・、かなり不気味な光景に違いありません(笑)。

 


どうしても「ピアノを弾く人」になりたいのです。

 

40年以上ギターばかり弾いてきて、ギターはそこそこ弾けて、もちろん大好きなのですが、「本当はピアノを弾きたい」ということに急に気づいてしまったんです。

ピアノも、適当にコードを弾いたり、歌の伴奏をするくらいはできます。

でも、そういうのではなく、「きちんとピアノを弾きたい」のです。


どんなに時間がかかろうと、ひたすら「ぴあの どりーむ」で練習です。

大人の初心者向けの良いテキストもあるのですが、思うところあって、この「こども向けのテキスト」、ここから始めたいのです。


突然「ピアノを弾く人」への道が目の前に現れました。

しばらく続きそうなひま自発的大型連休を利用して、前に進むしかありません。