人と栖と

小声で語る 小さな家と本と音楽のこと

雨と夜とピアノと

また随分大げさな表題をつけたものですが、何のことはありません。いつものように家族が寝静まった夜中、薄暗い部屋でヘッドフォンをしてピアノの練習をしているだけです。

やや不気味な光景ではあります。

 

練習している教本は「はじめてぴあのをならうこのために ぴあのどりーむ」です。

第4巻の「サーカスがやってくるよ」まで進みました!。

「はじめてぴあのをならうこ」(50代 男性 笑)が、指番号、速度や強弱の指定まできっちり守って本気で取り組んでおります。

 

曲調がなんですが・・・、それでも雨の夜にピアノを弾いていたりすると、ちょっとおしゃれな感じがしてきます。

気分転換も兼ねて、自分用の練習曲(兼 睡眠導入音楽)をつくってみました。

 

以前、小野小町の「花の色は」にあわせて音楽をつくったのですが、

youtu.be

それを一部流用しました。

 

「はじめてぴあのをならうこ」がピアノの練習曲をつくるなど、いささか時空の歪んだ感じがしますが、もちろんまだピアノはまともに弾けませんので、使うのは専らギターです。

 

大まかにギターでつくって、音を拾い、鍵盤に移植する感じでパソコンに打ち込みます。

今度はそれを楽譜にして、実際に物理的にピアノで弾くことが可能か、奥様に「ファクトチェック」をしてもらいます。

音域や楽器の仕組みが違うので、ピアノからすると無茶な音の配列になっていたりするんです。

いくつかのダメ出しを受けて、打ち込みをやり直してSEなどを入れ、細かいアラをごまかして(笑)完成です。

youtu.be

何とも面倒な手間がかかります。

もしもピアノが弾けたなら、もっとスムーズなのに。

「ピアノを弾く人」になるため、練習の日々は続きます。(図面は!)