親子3人で協議の結果、全員一致で今年から「ノーサンタ」ということになりました(笑)。
「欲しいもの・必要なもの」を「欲しい時・必要な時」に買うという附帯決議付きです。
娘にとっては遅まきながらの「幼年期の終わり」であり、私にとってぱ期間限定で持っていた魔法の杖の喪失です。
寂しさはありますが、それぞれ演じている「役」が少しずつ変化していくようです。
有名な「Yes, Virginia, there is a Santa Claus」という、1897年、The New York Sunの社説がありますね。
この時期になると、いろんなところでとりあげられますし、翻訳も可愛らしい本になっていますので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
私はこの社説を、学生時代の国文学の授業で知りました。
毎年12月、「国文学」の授業で、この社説の「英文」を読むのです。
先生が若い学生に伝えたかった事、その奥深さゆえに、今でも12月になるとこの社説のことを想いますし、英文も翻訳も毎年読み返します。
https://publicdomainreview.org/collection/yes-virginia-there-is-a-santa-claus-1897
https://en.wikipedia.org/wiki/Yes,_Virginia,_there_is_a_Santa_Claus
「ノーサンタ」といっても、それは「有名な清涼飲料水」っぽいカラーリングの服を着た、消費世界を飛び回る「配達屋さん」が来なくなるだけのこと。
娘には、この「Yes, Virginia, there is a Santa Claus」で語られている本物のサンタクロースを信じ続けてほしいと思いますし、いつか、世界中の子どもたちに夢のある物語を届けてあげられる人になってほしいと願います。