人と栖と

小声で語る 小さな家と本と音楽のこと

原始とか言われてるし

私の家、自分としてはモダンデザインを施したつもりなのですが・・・。

娘(イヤイヤ期継続中)の通う中学の男子は、この家のことを「平安」とか「縄文」とか呼んでおりました。

「江戸時代より前は大昔」みたいな雑な歴史認識。それが男子中学生。

 

以前ラジオで2500年前の、確かブッダの話題に触れていた時に、若いアイドルの方が「いやいや、今2020年なんですけど、プッ」みたいにツッコんでいました。

2020年なのに2500年前って(笑)・・・ということのようでした。

大体そんな感じのようです。

 

中学男子たち、最近は「原始」とか言っております。

ヴィンテージ感をアップしてきました。

この家のインテリアは、近くにある登呂遺跡竪穴式住居をモチーフにしています。

誰も気づいてくれないので、いつも自分から言ってしまいます。

中心に炉(キッチン)を置き、周辺に居間と寝間を配置し、四本の柱と梁で屋根を支える。

いろいろあって細かいデザインをしている余裕がなかったので、そんなざっくりとしたコンセプトのみで設計しました。

目を見張るようなディテールがない代わりに、家の祖型のようなものは表現できたような気がします。

左が登呂遺跡の竪穴式住居、右がうち。

中学男子よ、惜しい。

うちは「平安」でも「縄文」でもなく、「弥生」でした。

頑張って勉強するのだ!。