人と栖と

小声で語る 小さな家と本と音楽のこと

最後の道標

道標のような、北極星のような先輩方が次々と旅立っていきます。
いつかはそんな日が来ると、わかってはいるのですが。
大滝詠一バート・バカラックジェフ・ベックエリック・カルメン・・・。
自分の本業は建築なのに、ミュージシャンばかりです。

とうとう、ブライアン・ウィルソンが旅立ってしまいました。
最後の道標でした。

小さな頃からブライアンの音楽がいつも側にあって、ずっと、その魔法のようなコーラスワークに包まれていました。
愛と慈悲に溢れた奇跡の音楽を、ありがとうございました。

2005年のツアーで運良く取れた4列目の中央の席。
手が届くような距離で聴いたアカペラのサーファーガール。
今でも心に響き続ける、宝物の思い出です。

 

何年か前、ブライアンのことを思いながら、サーファーガールをひっくり返してつくったギターの曲です。
ほとんど即興でつくって弾いたファーストテイクなのでノイズだらけですが、思い出にとってあります。
川の音と鳥の声でノイズをごまかしました。

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