人と栖と

小声で語る 小さな家と本と音楽のこと

ジューンベリーとヒヨドリと

ジューンベリーが少しずつ色づき始めました。

いや、別に一粒たりともあげないなんて思っていませんよ。

半分ずつ、何なら9割差し上げてもいいですから、少しだけ残しておいてくれたらいいんです。


赤く熟れたジューンベリーヒヨドリさんが根こそぎお持ち帰りになります・・・。

こちらにとっては、どうしても必要な栄養源というわけでもないので、基本的に鳥さん達にあげたいとは思っています。

ただ毎年の楽しみとして、ちょっとだけ味わいたいというだけなのです。


まだ熟れていない実を眺めながら「明後日くらいかな」なんて、のんきに楽しみにしていると、次の朝にはありません・・・。

つがいで行動しているのか、一羽が熟れた実を見つけると、もう一羽を呼び寄せます。

どうやら近くの巣にピストン輸送をしているようです。

3往復目辺りで、たまらず窓を開けてパンパン手を打つと飛び立ってくれるんですが、またすぐ舞い戻ってきます。

 

ネットを張ったりするのも何だし・・・、悩みます。

収穫そのものが目的だったわけでもなく、鳥が遊びに来てくれる庭が夢だったので、これで良しとするしかないのかな。

パンパンやるたび、道を歩いている人が振り返って変な空気になるし・・・(笑)。

 

鳥を招くための舞台装置だと思って、大らかに構えていよう。

でも、今年は10粒くらい食べてみたいな・・・(諦めが悪い)。

 


何年か前のつまみ食い風景。

この時はヒヨドリではなく、たぶんムクドリツグミかな?)

食べ方が男前(笑)だったので、格子の隙間からこっそり撮りました。