百人一首 17番歌
ちはやぶる
神代も聞かず
龍田川
からくれなゐに
水くくるとは
【現代語訳】
不思議な神々の時代でも
聞いたことがないですよ
龍田川の水を
紅く括り染めにしてしまうなんて
清和天皇の皇后高子(たかいこ)の描いた、龍田川の屏風絵を題にして詠んだ「屏風歌」です。
龍田川を埋め尽くした紅葉が、まるで水面を括り染め(絞り染め)にしているように感じたということですね。
(イメージ)
高子は在原業平の以前の恋のお相手。
高子そのものへの最大の賛辞と、変わらぬ想いも込めたうたのようですね。
季節外れですね(笑)。
はやく秋にならないかな。
以前作った音
をリサイクルして、このうたをのせてみました。
もともと5・5・4 5・5・4、という変拍子でつくっていたので、アレンジの途中で訳がわからなくなり、力尽きて短めになりました。
昔住んでいたあたりの駅名で、大井町・大井町・品川 大井町・大井町・品川(京浜東北線)、なんて口ずさんでカウントをとりながらつくりました(笑)。
朗読は奥様にお願いしました。
百人一首全首に音をつけようという、謎の意気込みで始めた謎プロジェクトですが、現在12首分が完成。
先は長いけれど、12首でキリが良い(12進法 笑)ので、一旦お休みして、また秋になったら再開したいなと思っています。
本当に、どうしてこんなことをしているのか、自分でもわかりません・・・。
再生リストです。