人と栖と

小声で語る 小さな家と本と音楽のこと

たまには断っていこう

娘の学校に(役職が)偉い人が来るらしく、その対策会議があったそうです。

「対策」と言ったら語弊がありますね。

校長、教頭、主幹などが集まって「対応」を協議したようです。

 

娘によると「堅苦しいかと思ってたら、結構面白かったよ~」とのこと。

っていうか、出席してたのか!。

 

訊くと、その(役職が)偉い人の案内を頼まれて、引き受けてしまったと。

また、何でもかんでも巻き込まれる・・・。

そういうのは、サラッとかわすようにいつも言い聞かせているんですが。

 

考えてみれば、この数年そのような事ばかりでした。

学校に無理なことを頼まれて、断りきれずに引き受けて、対応しきれなくて相談すると、「もう、それで動いてるから」みたいに言われて・・・。

 

デジャブです。

やはり、これは遺伝か。

 

自分も断れなくて、結局おかしなことになるタイプで・・・。

友人に頼み込まれて、引き受けたものの、上手くできなくて相談すると、
「引き受けたよね!」って怒られるという・・・。

「だったら、断ればいいのに」って言うんですが、断ったら怒るくせに(笑)。

そんな感じで失った友人もありました。

 

こいつは断れないだろうな、という弱めのオーラが出ているのでは、とふんでいます。

 

それもあってか、昔から、やたらと道を訊かれます。

昭和の子どものいたずらみたいに「案内ボランティア」とか書かれた紙を背中に貼られているんじゃないかと。

 

旅先など、自分が不案内な土地でもガンガン訊いてきます(笑)。

外国の駅で外国人に電車の乗り換えについて訊かれたり、パリでフランス人に道を訊かれたり・・・。

重症です。

I'm a stranger here.

なんてビシッと言えればいいんですが、なんとかしようと思ってしまうので、結局グダグダになります。

 

娘ともども、たまには断っていこうと思います。

新年度(9月始まり)の抱負です。