この夏、自分のなかでは大きな事件があって、子どもの頃からのアイドル、憧れていたミュージシャンのリスナーをやめました。
40年以上の時間とたくさんの思い出。
そんな日が来るなんて思ってもいなかったけれど、一瞬のことでした。
「推し」という言葉もありますが、自分の場合、一人を好きになりすぎるのは大きな負担になっていました。
あんまりおまえさんがだれかを崇拝したら、ほんとの自由はえられないんだぜ。
スナフキンの言うとおり!。
CD棚の一軍スタメンの場所に大きな穴が開きましたが、3か月の間に少しずつ、忘れていた素敵なアルバムたちで埋まっていきました。
今は何だか爽やかな気分です。
自由です。
1983年以降はじめて、あのクリスマス(失恋)ソングが響かない冬を迎えます。
でも、最高のクリスマスアルバムやクリスマスソングたちが手元にあったのでした。
クリスマスソングって大好きです。
ポリコレ的な言い方だと「ホリデーソング」なんだろうけど、もう面倒だからクリスマスソングでいいや。
楽しくてキラキラしていて幸せ感の固まり。
クリスマス自体にはそれほどの思い入れはないけれど、それでもクリスマスアルバム、クリスマスソングには特別の思いがあります。
特に、「A CHRISTMAS GIFT FOR YOU」
ハル・ブレインのドラム
ロニー・スペクターやダーレン・ラブの大迫力のボーカル
ジャック・ニッチェのアレンジ
フィル・スペクターのプロデュースワーク
ポップスの、ロックンロールの教科書のような奇跡のアルバム。
長くなってしまいそうなので、またあらためて。
冬なので、クリスマスソングのことは少しずつ書いてみたいなと思っています。