人と栖と

小声で語る 小さな家と本と音楽のこと

ゆきのうた 静岡県民の見果てぬ夢 

静岡の真ん中あたりにある海辺のまち。

砂漠に雪が降ったとしても、ここには降りません。

 

ひと冬に数回、「風花」の舞う日はあります。

そんな日はみんなで表に出て、手をひろげ、
「雪だよね!これ雪だよね!。」なんて言いながら、無理やり「雪」ということにして、はしゃぎます。

それが静岡県民。

 

小学生の頃、一度だけ夜中に雪が降ったらしい日がありました。

運動場の隅にうっすらと白いものがあったのです。

それだけで1時間目の授業はやめて、雪合戦ということに。

10分で終了しました・・・。

それでも、同級生はみんなあの日のことを懐かしく思い出すようです。

大事件だったのです。

 

静岡県民は雪に憧れます。

ホワイトクリスマスなんて、夢のまた夢なのです。

迂愚者の日記(2023_1121)

 

誰も気にしていない(笑)私のクリスマスソング制作の進捗。

普段は何かつくってもほったらかしなのに、今回は何故かしつこく手直しをしている。

「どうしてそんな事をしているのか自分でもわからない」と思うものほど全力でやることにしている。

それ自体も、どうしてなのかわからないけれど。

 

1db単位で各楽器のミックスをいじったり、

ドラムを打ち込み直したり、

ベースラインを変えたり、

ギターをたくさん重ねて録って、そして全部消したり(笑) 

 

どこが違うのかわからないファイルが10いくつもできてしまった。

混乱してきたので、一番新しそうなものをyoutubeに保存しておいた。

最初のものと、あまり変わらないような・・・。

 

でも、「小声うっすらコーラス」をのせたんだった。

小声すぎてほとんど聴き取れない。

 

小川洋子さん琥珀のまたたき」に出てくる小声コーラスの美しさを書いておこうと思ったんだけど、調べてみたら以前書いていた・・・。

akekurenote.hatenablog.com

3声のコーラスをつくって、本当は娘(受験勉強中)に歌ってもらおうと思っていたんだけど、奥様の「圧」を感じて、それは断念した。

仕方なく自分の悪声を重ねた。

「悪事を重ねた」みたいな言い方だけど。

いつか隙をねらって、娘に歌ってもらおう。

 

自分が聴くためのクリスマスソングをつくっている。

自分が読むための小説を書く予感がする。

youtu.be