人と栖と

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aladdin ブルーフレームヒーター  スタンダードであることの価値 

平屋の約24坪、ほぼワンルームで天井の無い化粧屋根裏。
小さな家ですが容積はそこそこある我が家の、唯一の暖房器具です。

実はこれ一台ではなかなか厳しいのですが・・・、わりと温暖な地であることと、「気の持ちよう」でなんとか過ごしています(笑)。

 

名前に「ブルーフレーム」とついている通り、青い炎が美しく、暖炉や薪ストーブの炎にはかなわないかもしれませんが、眺めていると癒されます。

1930年代から続くデザインは流行に左右されないスタンダードの強さを持っています。

 

ありがたいと思う点は、万一何かあった場合、ずっと「部品の交換や修理ができるという安心感」があることです。
それが、いつまでも長く大切に使い続けたいと思わせてくれるのだと思います。

 

例えばあるLED照明器具などは、LED部分が数年で寿命が尽きて交換しようとすると、何の問題の無い部分も含めて、全体を交換しなければならない仕様、つまり買い替えなければならないようになっていたりします。
さらに形状が変わってしまっていて、取り付けのため新しく壁に穴を開けなければいけないというようなことがあります。
またある電子機器の場合は、故障時には「交換修理」という謎のワードが登場し、閉口したことがあります。

 

こういうことにすごく心が痛むのですが、このaladdinブレームヒーターにはそういうストレスがありません。

もちろん点火・消火時ににおいを出さない工夫や、空焚きをしないような注意(これが重要!)が必要だったりしますが、
それも含めて、手のかかるものに対する特有の愛着を感じています。

もしどうしてもこれ一台では足りないということになったら、同じものをもう一台買います。

aladdin-aic.com