ちょっと前のことなのですが、写真を整理していたら思い出したので。
庭を眺めていると、いつもよく見る「良い味を出しているベテラン小学生2人組」が下校中。
何やら、うちの庭と向かいの用水路の間を行ったり来たりしている模様です。
散った山茶花の花でも水に浮かべてるのかな。
「なんと風流な・・・」
5分経過。・・・まだ作業中。というより、何だかかなり一生懸命に、小走りであっちに行ったりこっちに行ったりしています。
また5分後。腕でおでこをふいて「ふ~」みたいな、一仕事終えたみたいな感じで、二人してさわやかに去っていきました。
姿が見えなくなったのを確認後、現調に。
庭の土留めの石を、せっせと運び、用水路に放り込むというお仕事をされていたようです・・・(笑)。
あの小さな体からしたら、かなりの重労働だったに違いありません。お疲れ様でした。
あんまり真剣にやっていたので、何かの「治水事業」だったのかもしれません。
土留めの石がないと庭の土が道に流れてしまうので、ごめんなさいして元に戻させてもらいました。
道ゆく子ども達を眺めていると、不思議なことが多く、飽きません。
小学生くらいまでは、まだ夢とうつつの間を彷徨っている、大げさに言えば神の領域に近いところにいる存在なのではと、私は踏んでいます。
昔、「川の神様こんにちは」と話しかけながら、川にむかって「立ちお小水」をしている小学生を目撃したときは、その想像を超えたコミュニケーション術に畏れ慄きました(笑)。