人と栖と

小声で語る 小さな家と本と音楽のこと

ルーペでお花見【地味注意】

なんだかんだと理屈をつけて、もじゃもじゃの庭(ナチュラルガーデンとも言います 笑)に「あえて」している風な雰囲気を出していますが、本当は花の咲き乱れる庭に憧れていたりします。

 

イギリスのファンタジー「トムは真夜中の庭で」(なんて美しいラスト!)の舞台になっているような、イングリッシュガーデン・・・といったら括りが雑すぎるかもしれませんが、何か物語が生まれそうな庭をつくってみたい、というのが本当の夢です。

 

ずっと、この春こそは、この秋こそは、と何か蒔いたり植えたりしているのですが、上手にできていません。

今は、お花のブログをやっていらっしゃる皆さんの記事を毎日拝読して、ひたすら勉強の日々です。

いつも美しい写真や、ためになる情報、ありがとうございます!。

 

 

こんな庭でも何かないかと、時々探しまわります。

ルーペでないとよく見えないような地味な(でも可愛い)花ばかりなので、たいてい地面にしゃがみ込んで観察しています。

たぶん、立ち眩みでしゃがんでいる人に見えていると思います・・・。

 

今盛んに咲いているのは、リッピアの白と黄色の花です。

たくさん咲くと、粉雪が舞ったようです。

この後ハツユキカズラの葉(今は赤)が白くなってくると、庭の足元全体が白くなります。

 

これはレモンタイムの花。

もともと「雑木と香草の庭」と銘打って(笑)庭づくりを始めたのですが、ハーブ関係もあまり上手にできていません。

こちらもまだまだ勉強です。

 

地味の究極は、苔の花

正確には花ではなく、胞子体のようです。

苔なので、日陰にあるのですが、時々木漏れ日が差し込んだ時など神々しい美しさをみせてくれます。

 

這いつくばって苔を眺めていると、生垣の足元から散歩中のワンちゃんたちがよく見えます。
毎日通る柴犬の親子(たぶんお母さんと男の子。・・・雰囲気的に)が可愛くて大好きです。(心の中で勝手に名前もつけています。)

男の子と目が合い、ギョッとして二度見されましたが、このポジションからだと、飼い主さんにバレずに(笑)至近距離から愛でられます。