人と栖と

小声で語る 小さな家と本と音楽のこと

宿題は涼しいうちに  夏のレファレンス

第二の故郷、秋田が大雨で被災してしまいました。

親戚の家はギリギリ浸水を免れたそうですが、断水が続いているようです。

一日も早く、平穏な日常が戻りますように。

 

夏が何だか雑な感じになってきましたね。

子どもの頃の夏はもう少し情緒があったような気がしますが、これも思い出補正でしょうか。

ラジオ体操に行って、午前中の涼しいうちに宿題を。

正調・昭和の夏ですね。

 

昼頃、気温を測ってみました。

ざっくりと、

庭の日向  32℃

庭の日陰  31℃

家の中(エアコン無し) 28℃

庭から涼風が吹き込んできますので、体感はもっと低いと思います。

BREEZEが通り抜けます!。

 

御の字ではないですか。

10時頃は室内で26℃くらいだったので、「涼しいうちに宿題ができる」夏の雰囲気を湛えていましたよ。 

今のところエアコン無しでいけそうです。  

 

少し前の試算だと、ピーク電力から20%減らす原発に頼らなくても良い社会になるそうですね。

よく「江戸時代に戻れっていうのか」とか、勢いあまって「縄文時代に戻るのか」と怒る方がいらっしゃいますが、ピーク電力が今より20%少ない時代1985年だそうです。

 

それこそ思い出補正もありますが、80年代って、キラッキラに輝いていませんでしたっけ。

コカ・コーラのCMなんてみると泣けてきます。

 

この際、生活スタイルを80年代風にしてみるのも一考の余地があるのではないかと思います。

生活スタイルのレファレンスを80年代におくことで、30年以上時計の針を巻き戻す感覚は、私にはありません。

小声でお訴えをさせていただきました(笑)。

 

私の夏のレファレンスは80年代です。

A LONG VACATIONに針を落として、チューニングのA音が鳴った瞬間に、それこそBREEZEが心の中を通り抜けます。

半径10メートルの世界だけでも80年代の夏に戻すことで、2020年代の夏を乗り切ろうとしています。